入れ歯について

ストレスなしの入れ歯

本来、適合の良い入れ歯というのはストレスを感じないものです。しかし、多くの患者さんが入れ歯をお使いの際にストレスを感じているようです。「噛んでいると物が挟まる」「噛むたびにがたがたする」「見た目が気になる」「匂いが気になる」等々。これらを引き起こしている原因は、「お口にぴったりと合っていない」から。本来のお口の形状に合った入れ歯であれば、まるで元の歯並びに戻ったかのようなストレスフリーの状態を感じることができます。そのために当院では、「上下顎同時印象法」を使った「総入れ歯」を提案しています。

上下顎同時印象法の治療の流れ

入れ歯を作る際に歯型(印象といいます)を取るのは欠かせなません。しかし、お口の中の歯や舌の位置は、お口を開けているとき・閉じているとき・ものを噛んでいるときによって異なります。通常の歯科医院では、お口を開けた状態で上下別々に歯型を取るのがふつうですが、これらの歯型というのはあくまでもお口を開けたときの状態であり、実際に噛んだときの状態ではありません。

当院で行っている「上下顎同時印象法」とは、稲葉歯科医院顧問の稲葉繁先生によって発案された方法で、患者さんの筋肉が以前あった状態を再現するように誘導することで、その方本来のお口の状態をできるだけ正確に模型に写し取る方法です。「上下顎同時印象法」を導入することで、入れ歯の精度がぐんとよくなります。

上下顎同時印象法による入れ歯治療の流れは以下のようになります。

1. 初診

入れ歯の不具合やお困りのことについてなどをお聞きします。種類や費用についてなど不明な点があればなんでもお話しください。

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2. 1回目のご来院

患者さんのお口の構造をよく診させていただき、一回目の型取りをします。これは、上下顎同時印象法を行う前の型取りで、いわば「型取りの前の型取り」です。まずはこの模型によって全体像を把握します。

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3. 2回目のご来院

これまでの噛み癖や治療歴、入れ歯を使用している等の理由で現在の顎の位置と理想的な顎の位置がずれてしまっている方は少なくありません。こういった方の場合は必要に応じマウスピースを使うなどしてこれらの癖が外れた状態で検査を行う必要があります。

これらの癖が外れたら、まず上下の歯の高さを決めたのちに、顎の位置を決めます。 従来の型取りは医師の手による圧力で行なうものでしたが、当院の「上下顎同時印象法」は患者さん自身の筋肉の圧力によって型を取るため、よりその方の自然な状態を記録することができます。その後顎と同じ動きを再現する、咬合器という器械にロウでできた模型を装着し、噛み合わせてみて実際の動きを確かめます。

使用する素材は、Dr.Strack設計のもので機能性はもちろんのこと審美性も兼ね備えたものです。患者さんの肌の色や顔の輪郭をもとに、患者さんの意見を伺いながら決めていきます。

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4. 3回目のご来院

ロウでできた入れ歯を、患者さんに付けていただき使用感をチェックします。その際、以下の4点の面から詳細に使用感を確かめていきます。

【チェックポイント】
審美面・・・歯の形や色が自然であるかどうか
適合面・・・しっかりフィットしているか、ガタつきはないか
発音面・・・スムーズに会話できるかどうか、とくに「サ行」「タ行」「パ行」など
噛み合わせ・・・無理なく、しっかり噛めているか

問題なければ、ロウで作られた部分を合成樹脂や金属等安定性のある素材に移し替えていきます。総入れ歯の場合、仕上げはウォーターフイルム現象という、ガラス板を2枚重ねその間に水を挟むと取れなくなる仕組みを用いてぴったりとフィットする仕組みを元にした強力な結合を行います。そのため、入れ歯を顎の歯肉の形態と完全に同一精度で作らなくてはいけません。その後、最終チェックを兼ねて丁寧に仕上げの研磨をしていきます。

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5. 4回目のご来院

仕上がった入れ歯を装着していただきます。3回目と同様に 審美面・適合面・発音面・噛み合わせ面からの最終チェックを行います。これまで歯がないところの歯ができることによって、当初は慣れない方もいらっしゃいますが、来院時の微調整を繰り返し行うことで、まるで元からあった歯のようなあまりに違和感のない仕上がりになります。使用感がないために夜も外さずにお休みになるかたも多くいらっしゃいます。 総入れ歯はまさに身体の一部です。どうぞ大切にお使い下さい。

① 正確な型取りと噛み合わせの記録を行います。上下顎の高さや位置を1回で計る為、保険の入れ歯を作る時の様に何度も来院する必要はありません。

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② 噛み合わせの高さを記録しながら型取りを行う為、理想的なバランスを保った型が取れます。

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③ 型を取っている最中にもつばを飲み込めます。従来の入れ歯は型取りの間は、つばを飲み込む事も出来ません。

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④ 型取りをし、あなた専用の型をそのまま咬合器(噛み合わせの器械)にセットするため寸分の狂いもありません。

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⑤ あなた自身の口の圧力によって、口の周りの筋肉、舌、唇の記録を取る事が出来ます。

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⑥ 保険の入れ歯は入れ歯の歯肉の形を舌の奥まで伸ばしていた為、舌を動かすと入れ歯が外れてしまっていました。 当院の(上下顎同時印象法による)入れ歯は舌の前の方を利用するため自由に舌を動かす事が出来ます。 そのため、つばを飲み込んだり、発音がしやすくなります。

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⑦ 入れ歯の歯肉を作る方法(重合)も保険の入れ歯を作る方法とはまったく違う精密な重合方法(イボカップシステム)で行います。 これにより、ウォーターフィルム現象(ガラスの板と板の間に水を介在させるとぴったりくっついて離れない状態)を得る事ができ、良い状態のまま維持することが可能となります。

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⑧ 骨が極度に薄い症例は今まで難しいとされてきましたが、当院の行う新しいシステムでは口の周りの筋肉、唇、舌による維持を期待できるため負担が少なく、多くの患者さんがとても良い結果を得る事が出来ています。

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⑨ ドイツのカボ社(カボ デンタル システムズ ジャパン株式会社)の咬合器(噛み合わせの器械)を使用する事により、医師と技工士の連携がしっかり出来ます。

特殊義歯

歯に引っ掛ける金属部分が気になるから、入れ歯は苦手という方がいますが、当院の特殊義歯はクラスプと呼ばれるバネを使わず、二重構造でできた冠を用いてはめこみ式にしたテレスコープデンチャーを使用しているため、金属部分はまったく見えません。安心してご使用いただけます。

インプラントと入れ歯

入れ歯もインプラントも失った歯を補うための治療法ですが、もっとも違う点は次のようなものです。

入れ歯の特徴

リーゲル等テレスコープの入れ歯であれば、噛みあわせたときの衝撃を吸収することができます。入れ歯治療でもっとも大切なことの一つは残った歯をいかに守るかです。残った歯を守るために歯を固定し、噛み合わせの安定を図る「予防補綴」で、弱い残存歯を守ることができます。

インプラントの特徴

インプラントは顎の骨に金属の土台を埋めこみ、その上にかぶせものをして歯を補うものであるため、顎の骨がうすい、残っている歯がぐらぐらしている、欠損している歯がたくさんある場合はできません。またインプラントには、天然歯にある「歯根膜」というものがなく、直接骨にネジを打ち込む方法であるため、残った歯と同じ条件で噛むことができません。そのためリーゲルテレスコープと異なり、ほかの歯に対する負担を吸収することができないのです。

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